1/30(月)から中学受験対策小学生クラスがスタートします

TIMEでは、小学生の中学受験対策クラスが1/30(月)から始まります。
各学年の曜日・時間帯をお知らせしておきます。
4年生 水曜16:40~18:50算・国・社 土曜10:00~12:10算・国・理 月曜16:30~(最長19:30)4教科復習
5年生 月曜16:40~19:30算・国・社 木曜16:40~19:30算・国・理 土曜13:20~(最長15:40)4教科復習
6年生 火曜16:40~19:50算・国・社 金曜16:40~19:50算・国・理 土曜15:10~(最長17:35)4教科復習
メインの使用テキストは『予習シリーズ』ですが、各学年国語のテキストを1冊プラスします。
このテキスト、国語力とは論理的思考力のことで、
論理的思考力とは、『言いかえる』『比べる力』『たどる力』 であるとしています。
その技術を習得するトレーニングを通して国語問題の解答力を鍛えます。
この3つの力を使い、子供との会話を通して国語力をつける方法をお話しします。
 
『言いかえる力』
子どもと会話していると、言いたいことが何なのか”抽象的”すぎて分かりづらかったり、起こった”具体的”な出来事を延々と聞く羽目になるなど、ちょっと困ったことがありませんか。
 
「今日の算数の授業でね、昨日家で解いたのと同じ問題をやってね、すごく難しい問題だからみんなすぐに解けなくて、でも昨日やったから一番に解けたんだよ。先生褒めてくれて、友達もみんなすごいすごいって言って、それで・・・で、・・・で、・・・」
「つまり、家で勉強してよかったってことね」
 
”つまり”で、話をまとめて、整理することができます。逆に、話が抽象的すぎる場合は、「例えば、どんなことがあったの?」と尋ねればいいでしょう。”つまり”と”例えば”で話を言い換えると、より分かりやすい内容になることが分かると思います。
『比べる力』
説明文では、2つものを比べて、「~という理由で、私はAではなくBを推す」という内容のものが少なくありません。比べた方が言いたいことが引き立ちます。
 
買い物をしに高島屋に行きました。目的の4階にどうやって行くのか子供に決めさせます。
「エレベーターでいこう」
「どうして?」
「エレベーターの方が早く着くから」
「エスカレーターは?」
「エスカレーターは乗ってる人が多いと走れないからいや」
「比べるところが変じゃない?エレベーターが早く着くのに”対して”、エスカレーターは?」
「早く着かない」
「”ない”を使わないで言うと?」
「遅く着くから」
「ちょっと変?」
「ああ、着くのが遅い!」
 
まあ、こんな会話いつもしていると子供が話をしてくれなくなるので、ときどき、思いついたときにしてみると、観点をそろえて比べるといいということに意識が向くのではないでしょうか。
 
 
 
『たどる力』
因果関係です。子どもの話には原因と結果が結び付いているようでそうでないことがよくあります。
 
「今朝、学校に行ってる途中でA君とけんかしたんだ。だから、帰るとき仲直りしたよ。」
「けんかしたから仲直りする?じゃあ、仲直りしたのはけんかしたから?」
「ううん、ちがう。仲直りしたのはA君とはずっと友達でいたかったから」
 
けんかしたから仲直りするというのは一見正しく思えるかもしれません。ただ、仲直りする理由がけんかしたからというのはやはりおかしい。けんかしたから必ず仲直りするとは限りません。そこには、感情の動きがあるはずで、それが仲直りをする理由なのではないでしょうか。
 
 
この問題集の前書きです。
「国語の問題集といえば、難解な読解問題を解かせるものばかり。これを短時間で読み解かせるような無理難題を、子供たちに次々と与えていきます。これはスポーツに例えると、最初から試合をやらせるようなものです。しかし普通は、試合より練習の方が多くありませんか?基礎練習の積み重ねなくして、試合で勝つことはあり得ません。国語とて同じです。」
 
この基礎練習を宿題として積み重ねながら、塾の授業ではやはり読解問題を中心にすすめていきます。国語の苦手な子は選択問題しか解かないことが多いので、記述問題を解くことに力を入れていきます。
 
2月からスタートですが、体験授業はいつでも受け付けていますので、中学受験に興味をお持ちでしたら是非体験授業に参加してみてください。

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